秋田県鹿角市に新設の道の駅として2018年4月にオープンした「湯の駅おおゆ」。鹿角市役所主導のもと、設計に隈研吾さんを迎え建設工事は順調に進んでいたのだが、オープン5ヶ月前に議決済みの指定管理者が辞退するという事態が発生。永楽商店として県内の事業者とジョイントで再公募に応募し、指定管理者として参画することとなった。事業計画を策定し、年明け1月に内定、運営会社「恋する鹿角カンパニー」も設立し、フル稼働で予定通り4月のオープンにこぎつけた。
事業コンセプトは「縁が輪になる、大湯のえんがわ」。街の縁側空間として鹿角の外と内をつなぐという設計コンセプトを、事業運営にも落とし込んだ。ご多分に漏れず、高齢化・過疎化の進む中山間地域ではあるが、土地のDNAに根ざした交流性を引き出し、何か新しいことをやってみようという起点になることで、地域の商いの循環を活性化させることを目指した。
事業コンセプトは「縁が輪になる、大湯のえんがわ」。街の縁側空間として鹿角の外と内をつなぐという設計コンセプトを、事業運営にも落とし込んだ。ご多分に漏れず、高齢化・過疎化の進む中山間地域ではあるが、土地のDNAに根ざした交流性を引き出し、何か新しいことをやってみようという起点になることで、地域の商いの循環を活性化させることを目指した。