日本初のフットサルの全国リーグ「Fリーグ」。それまでフットサルには全国大会はあっても全国リーグがなく、地域リーグを頂点とする構造であった。2006年に日本サッカー協会が全国リーグの立ち上げを決定し、2007年9月に8クラブでスタートした。13年目を迎える2020-21シーズンはF1:12クラブ、F2:8クラブが参加している。
日本フットサルリーグ(Fリーグ)
2006年の立ち上げ0年度からプロジェクトに参加し、2009年ごろまで、リーグコンセプトの構築やクリエーティブ制作、セントラル開催の運営・演出、事業計画やスポンサー交渉、参加クラブの経営分析、などに携わりました。塩谷事務局長や同僚の谷敏弘氏とのやり取りは思い出深いです。開幕しばらくは、セントラル開催の時に実況演出ブースにディレクターとして自ら座り、実況のDJ JUMBOさん、解説の相根澄さんなどとご一緒しました。アリーナスポーツ演出に関する、先駆的でユニークなチャレンジだったのではないかと思います。
自らもフットサルチームを立ち上げて活動しており(現在も継続中)、かつて戦ったことのあるチームがリーグに参加していたことなども含め、この仕事には非常に強い思い入れがありました。しかしアリーナスポーツで入場料収入に限界があること、放送権やスポンサー収入についてもそれに比例してしまうという経営的な課題については、関与した期間の中ではブレイクスルーを見出すことはできませんでした。このことはスポーツベンチャーのファイナンス(持続可能性)というテーマとして、現在も研究対象としウォッチし続けています。サブスクリプションモデルの台頭に伴い、マネタイズのあり方が変わって来ている現状にライツホルダー側がどう対応するか。
18クラブまでリーグが拡大している今のFリーグの歩みについて、関係者のみなさまのご尽力はいかばかりだったろうと思い、敬意を表するばかりです。
自らもフットサルチームを立ち上げて活動しており(現在も継続中)、かつて戦ったことのあるチームがリーグに参加していたことなども含め、この仕事には非常に強い思い入れがありました。しかしアリーナスポーツで入場料収入に限界があること、放送権やスポンサー収入についてもそれに比例してしまうという経営的な課題については、関与した期間の中ではブレイクスルーを見出すことはできませんでした。このことはスポーツベンチャーのファイナンス(持続可能性)というテーマとして、現在も研究対象としウォッチし続けています。サブスクリプションモデルの台頭に伴い、マネタイズのあり方が変わって来ている現状にライツホルダー側がどう対応するか。
18クラブまでリーグが拡大している今のFリーグの歩みについて、関係者のみなさまのご尽力はいかばかりだったろうと思い、敬意を表するばかりです。